【6月例会振返り】 同友会活動の実践で会社が成長する
6月例会の報告者は仁張製作所の仁張さんでした。
仁張さんは同友会に入会されてから社長を引退されるまでの20年間で
売上 8.7億円から21億円
自己資本比率 26.3%から72.7%
に自社を質・規模ともに成長させました。
今回の報告では、如何に同友会での取り組みを自社の成長に結びつけたのかということを中心に話をして頂きました。
その中で特に印象に残ったポイントは3点です。
•同友会の学びを少しでもすぐに実践する
同友会に入会後、経営指針セミナーに参加された仁張さんは、セミナーで作った経営理念をすぐに会社で発表されました。
その時に発表した内容はまとまった経営計画ではなく、理念1枚だけだったとのことです。
例会報告の中で「少しでもやっているのと、全然やっていないのでは大きな差がある」との言葉がありました。
「少しでもいいので、すぐにすることが重要」これが今回の大きな学びでした。
•学び続ける
理念1枚で始まった経営計画ですが、その後毎年毎年内容をブラッシュアップされ、今では会社運営の軸として、毎月経営計画をもとにPDCAを回されています。
そのブラッシュアップには、毎月開催される例会で学んだ内容を一つ一つ取り入れていき、自社のドメインの再定義、中期経営計画の作成など、同友会の毎月学べる仕組みを活かしたということです。
・目標を高く持つ
少し上手くいくと慢心しがちですが、同友会の全国行事に出ることで、全国の経営者と交流することで「上には上がいる」と刺激を受けることができ、常に目標を高く持てたとのことです。
今回の報告では、
①指針セミナーで経営計画を作り
②毎月の例会で学び、経営計画をブラッシュアップする
③全国行事で自社の現状に慢心せず視座を高くする
これら同友会をどのように活用すれば、自社の経営が良くなるのかという仕組みがよく分かりました。